2021/07/14

美肌を目指す人必見! 日焼け止めの正しい使いかた・落としかた

美肌を目指す人必見! 日焼け止めの正しい使いかた・落としかた

「日焼けは美肌の大敵」そう思って日焼け止めを毎日欠かさず塗っていたのに、うっかり日焼けをしてしまった・・・という経験はありませんか?そんなご経験のある方は、日焼け止めをきちんと塗れていない可能性があります。そこで、日焼け止めの正しい使いかたを解説していきます。さらに、美肌を目指す人にとって欠かせない、日焼け止めの正しい落としかたもご紹介します。

日焼け止めの正しい使いかた 押さえておきたい4つのポイント

日焼け止めを正しく使う上で、ぜひ押さえておいてほしいポイントがあります。

1.必要量

2.塗りかた

3.塗り直しのタイミング

4.使用期限

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.必要量

日焼け止めには、紫外線の防止効果を示す指標として、PAとSPFが表記されています。たとえば、紫外線防止効果の高いものだと「PA++++」や「SPF50+」というように表記されていますが、これらの効果は、肌1㎠あたり2㎎を塗布した状態で検証されています。言い換えると、日焼け止めの効果を得るためには、適正量をしっかり塗る必要がある、ということです。具体的には、顔全体ではクリームタイプの日焼け止めならパール2粒分、液体タイプのものなら1円玉硬貨2枚分が必要になります。

※上のイラストは実寸大ではありません
 
実は、日焼け止めをしっかりと塗れていない人は少なくありません。過去の調査では、3分の2程度の量しか塗れていない人が多いことがわかっています(日本皮膚科学会「皮膚科Q&A:Q13 サンスクリーン剤の使い方」より)。
いくらPAやSPFの高い日焼け止めを使っていても、量が足りていなければ本末転倒です。あなたがもし、パール2粒分の日焼け止め(クリームタイプの場合)を塗ってみて、「いつもよりかなり多い」と感じるなら、今まで正しい量を塗っていなかった可能性があります。ぜひこの機会に使用量を見直してみましょう。
なお、「500円玉硬貨1枚分」といったように、異なる表現で説明されている場合には、説明書の指示に従いましょう。
 
※日焼け止めによって適正量は異なります。使用時には製品の説明書を確認しましょう!

2.塗りかた

日焼け止めはムラなく塗ることが大切。「日焼け止めをたっぷり塗っているのに、部分的に日焼けをしてしまった」という人は、塗りかたに問題があるかもしれません。そのような人は、次の方法を試してみてください。

顔に塗る場合

1.必要量の半分を手のひらに出して、額や鼻の上、両頬、あごなどに分けてのせます

2.各部位にのせた日焼け止めを広げながらなじませます

3.残りの半量を手に取り、同じ方法で重ね付けしましょう


 
ちなみに、マスクの着用中は口元などを塗らない人がいるようですが、これはおすすめできません。一般的な不織布マスクの場合、一定量の紫外線は通過するといわれているので、部分的に塗らないでおくと「マスク焼け」の原因になります。マスクの形に日焼けしないように顔全体に塗ることをおすすめします。

体に塗る場合

1.腕や脚など、塗りたい部位に一本の線を引くように出します

2.くるくるとらせんを描きながら広げましょう


 
首やデコルテ、耳の後ろ、手の甲などはとくに塗り忘れやすい部位です。忘れずに塗って部分焼けをしないように気をつけましょう。

3.塗り直しのタイミング

日焼け止めを使う際に欠かせないのが、こまめな塗り直しです。一般的な日焼け止めは、汗などで流されやすく、また、衣服などとの摩擦でも取れてしまいます。夏場になると、外出先などで汗をたくさんかいてハンカチで拭く、ということが多々ありますが、その際、日焼け止めがかなり落ちてしまう可能性も。「PAやSPFの高い日焼け止めだから」と1日中ずっと塗り直さないでいると、知らず知らずのうちに紫外線のダメージが肌に蓄積してしまうので、2~3時間おきに塗り直すようにしましょう。
 
また、耐水性の高いウォータープルーフタイプは落ちにくく作られていますが、それでもタオルなどで顔を拭いたりすれば、多少は落ちてしまいます。ウォータープルーフタイプも、塗り直しをしたほうがより安心できるでしょう。

4.使用期限

以前に買った日焼け止めが手元に残っていると、「もったいないし、今年も使おうかな」と思いますよね。でも、使っても問題のない場合と、使わないほうがよい場合とがあるので、注意しましょう。その際に判断基準となるのが、開封したかどうか、です。
まず、未開封のものについては、製品に記載されている使用期限に従うようにしましょう。とくに記載がなければ、製造後3年以内なら使うことができます。
一方で、一度開封してしまったものは使用を控えたほうが安心です。というのも、開封すると成分の劣化が進むので、肌トラブルの原因になる可能性がゼロではないから。とくに色やニオイなどが変化している場合は、絶対に使用しないようにしましょう。
 
製品によって異なりますが、日焼け止めは数か月からワンシーズンほどで使い切るのがおすすめです。メーカーやブランドによっては、使い切りの目安などをホームページなどで公表しているところもあるので、確認してみましょう。
 
※「プラスリストア」の使用期限についてはこちらをご確認ください。
 
なお、「毎日使っているのにいつも余ってしまう」という人は、必要量を塗れていない可能性もあるので、ぜひ使いかたも見直してみてくださいね。

日焼け止めを落とす方法は製品によって異なる

次に、日焼け止めの落としかたを確認していきましょう。
日焼け止めの中には、お湯や石けんだけで落とせるものもありますが、中にはクレンジングを使ってオフしなければいけないものもあります。とくにPAやSPFの高いもの、ウォータープルーフタイプのものは、クレンジングが必要な可能性が高いので、説明書を読んでしっかり落とすようにしましょう。また、体用の場合は、通常のボディーソープで落とせることがほとんどですが、ササっと洗い流すだけでは肌に日焼け止めの成分が残ってしまうことも。ボディーソープをよく泡立てて、優しく念入りに洗い、しっかり流しましょう。

日焼け止めを落とす時に気をつけたいこと

日焼け止めを落とす際にはしっかり洗い流すことが基本ですが、同時に重要なのが、肌に負担をかけすぎないこと。クレンジングや洗顔は、日焼け止めなどを落とすためには必要なプロセスですが、摩擦によって刺激が加わるので、肌に多少なりとも負担がかかるものです。ですから、できるだけ刺激を与えないように気をつけることが重要なのですが、「しっかり汚れを落とさなきゃ!」とついつい力を入れてしまう人は少なくありません。でも、力を入れてゴシゴシ洗ってしまうと、肌表面にある角層が必要以上にはがれ落ちてしまい、肌トラブルの原因になりかねません。
角層は肌を外敵から守ったり、肌の水分を保持したりする役割を担う重要な組織。洗い流されてしまうと、肌の防御力が下がったり、乾燥が進んだりして、ニキビや小じわなどができやすくなってしまうので、要注意です。
 
クレンジングや洗顔の際には、できるだけ摩擦刺激を与えないように心がけることが肝心。洗顔の際には洗浄剤をしっかり泡立てて、その泡で包み込むように優しく洗いましょう。さらに、お湯の温度が熱すぎると、必要な皮脂まで流されてしまうため、ぬるめのお湯で洗うこともポイントの一つです。

肌の弱い人には石けんで落とせる日焼け止めがおすすめ

とくに肌の弱い人や乾燥しやすい人は、石けんやお湯だけで落とせる日焼け止めを選ぶと、落とす際の負担を減らすことができるでしょう。また、一般的にこうした製品は紫外線防止効果がそれほど高くありませんが、かぶれなどの原因にもなり得る紫外線吸収剤が使われていないのもの(ノンケミカル)が多く、使用中の肌の負担を軽減することもできます。
 
さらに、レーザー治療や光治療などを受けた人にもおすすめです。というのも、こうした治療の後は一時的に肌が敏感になりやすく、いつもの化粧品ですら刺激になってしまうことがあるからです。ノンケミカルのものや、肌への負担が少ない日焼け止めを選ぶほうが安心でしょう。
 
日焼け止めを正しく使うこと、そして正しい方法で落とすことが、将来の美肌につながります。ふだん何気なく日焼け止めを使っている人は、今回お話した使いかた・落としかたを実践してみてくださいね。

日焼け止めの正しい使いかた・落としかたまとめ

  • 日焼け止めは、顔全体ではクリームタイプの日焼け止めならパール2粒分、液体タイプのものなら1円玉硬貨2枚分の量が必要
  • 必要量の半分を手のひらに出して、額や鼻の上、両頬、あごなどに分けておき、全体に伸ばした後、残りの半量を手に取って、同じ方法で重ね付けすると、ムラなく塗ることができる
  • 体に塗る場合には、一本の線を引くように出して、くるくるとらせんを描きながら広げるとよい
  • 日焼け止めは、2~3時間おきに塗り直す
  • 以前に買った日焼け止めでも未開封のものなら、基本的に製造後3年以内なら使えるが、使用期限を明記している製品についてはそれに従うこと
  • 開封済みの日焼け止めを使うと肌トラブルの原因になることがあるので、使用は控えたほうが安心
  • 日焼け止めを落とす際には、摩擦刺激を与えすぎないようにすることが重要
  • 肌の弱い人や乾燥しやすい人、レーザー治療や光治療などを受けた人などは、紫外線吸収剤不使用のノンケミカルタイプがおすすめ
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