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アピアランスビューティクリニック「堀口和美先生」インタビュー

10月は、乳がんの早期発見・治療を啓発する「ピンクリボン」活動が世界各国で行われます。
JMECでも、今年で3回目となる「JMEC Pink Ribbon Project」を実施、
微力ながら活動支援を行ってまいります。

今回は、アピアランスビューティクリニックの堀口和美先生にお話をお伺いしました。

がん治療による「外見の変化」を抱えて生きる

私は、16年にわたり乳腺外来で乳がん患者さまと向き合ってきた中で、ある女性からの「先生は乳がんから命を救ってくれたけど、私の人生を台無しにした」という言葉が今でも忘れられません。多くの方は「命が助かっただけでも…」と思われるかもしれませんが、がん治療で髪やまつ毛、眉毛が脱毛し、肌や爪がダメージを受けて荒れてしまう「外見の変化を抱えて生きる」という切実な悩みを目の当たりにした瞬間でした。
この経験から「がん治療による外見の変化」にも応えたい、という思いが日に日に強くなり、アピアランスケア*をひとりでも多くの、がんと共に生きる患者さまに提供するために、美容クリニックでの研鑽を積み重ね、医療アートメイクを学び、昨年当クリニックを開設いたしました。

「がん治療」と「美容医療」の
両面から最善の治療を提案

一般的に、がん患者さまに美容治療を行うことは、がん患者さまではない方とは異なるリスクがあること、トラブル発生時の因果関係を明確化し得ないことからも難しいとされており、私もそれは正しいと考えています。ただ、がん治療中の方でもキレイでいたい、自分らしく美しくありたい、という思いは一緒です。
そこで、私の培ってきた「がん治療」と「美容医療」の経験をもとに、その患者さまの状態や治療法に応じて、安全面や起こりうる副作用に配慮しながらも、患者さまの気持ちに可能な限り寄り添った美容治療をがん治療と美容医療、いずれにも高い専門性をもって提案しています。

毎日使う化粧品が患者さまの心の支えになる

がん治療に伴う外見の変化の中でも患者さまが特につらいのは、肌荒れやざ瘡(にきび)、しみ・そばかす・くすみなどが急に増えることなどの、お肌にまつわるお悩みです。肌がとても敏感になって荒れやすくなってしまったり、あるいは今までのスキンケアが合わなくなったりして、毎日鏡を見るのも憂鬱になって、本当にどうしたらよいのか困っていらっしゃいます。
そんな皮膚にダメージのあるがん患者さまに対するスキンケアとして、当院ではプラスリストアのシリーズをご案内しています。プラスリストアは、レーザー治療前後のデリケートな皮膚に使えるというコンセプトを持つため、どのアイテムも刺激が少なく抑えられていること、そして使用感の良さや価格帯も含めて、安心感があります。実際にお使い頂いている患者さまにも大変喜ばれていて、遠方から来られる患者さまはまとめて買われることもあります。
がん患者さまにとって、化粧品は心の支えの一つになっているという実感があります。

これからは、がんと共に生きる時代
だからこそ皆が自分らしく生きるサポートをしたい

最新の統計によると、日本では年間約9万2300人が乳がんに罹患しています。
日本人の2人に1人は、生涯で一度は何らかのがんに罹患するといわれていますが診断機器や治療も進化し、今や「がんは治る病気」となりつつあります。つまり、がんと共に生きるのが当たり前の時代になってきました。だからこそ、より多くの方が人生をより自分らしく生きて、なりたい自分に近づけるよう、これからも患者さんの身体、そして心に寄り添った医療を提供したいと考えています。

アピアランスビューティクリニック
院長 堀口和美先生

経歴

熊本大学医学部医学科卒業後、複数の病院勤務を経て、乳がん診療を学ぶためがん・感染症センター都立駒込病院に勤務、そこでアピアランスケア*に出会う。
その後美容クリニックでの勤務や医療アートメイク等の研鑽を積み2020年6月アピアランスビューティクリニックを開院。

略歴

1998年 熊本大学医学部 卒業
1998年 熊本大学医学部附属病院 第二外科 勤務
1999年 水俣市立総合医療センター 外科 勤務
2001年 済生会熊本病院 外科 勤務
2002年 熊本大学医学部附属病院 第二外科 勤務
2002年 がん・感染症センター都立駒込病院 乳腺外科 勤務
2018年 ガーデンクリニック 入職
2019年 ガーデンクリニック 横浜院 院長就任
2020年 アピアランスビューティクリニック 開院

資格

医学博士、日本外科学会外科専門医、日本乳癌学会乳腺専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本遺伝性腫瘍学会遺伝性腫瘍専門医、麻酔科標榜医

※アピアランスケア(Appearance care:外見ケア)とは
国立がんセンター中央病院 外見関連患者支援チーム(2005-2012)現アピアランス支援センターにより定義。「医学的・整容的・心理社会的支援を用いて、外見の変化を補完し、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケア」

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