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肌老化の原因となる「紫外線対策」について

監修:ナゴヤガーデンクリニック 皮膚科部長 村瀬 千晶 先生

肌老化の原因となる紫外線対策について|ナゴヤガーデンクリニック 皮膚科部長 村瀬千晶先生

シミ・シワ・たるみといった肌の老化。その原因の多くは、日々浴びている紫外線にあるといわれています。ある研究では、見た目の肌老化のサインの約8割に紫外線が関与していると報告されています。*今回は、肌老化の一因とされる紫外線とその対策について、皮膚科医の村瀬千晶先生にお話を伺いました。

地上に届く紫外線は2種類

太陽から届く紫外線のうち、地表に到達して肌に影響を与えるのは「UV-A」と「UV-B」の2種類です。それぞれ肌への届き方や引き起こす変化が異なります。

💡紫外線の種類

UV-A

  • 肌の奥(真皮)まで到達しやすい
  • シワ・たるみの一因になるとされる
UV-B

  • 肌の表面で炎症を起こし、赤くなることがある
  • メラニンの生成を促し、シミ・そばかすの一因になるとされる
UV-AとUV-Bが肌に与える影響の図解。UV-Aは真皮に届きシワ・タルミ、UV-Bは表皮で炎症を起こしシミ・ソバカスの原因に
引用:日本化粧品工業会 https://www.jcia.org/user/public/uv/affect

紫外線が肌に与える影響

紫外線による影響は、長い年月をかけて少しずつ肌に蓄積していくと考えられています。下の写真は、長年にわたり顔の片側だけ紫外線を浴び続けた方の例として、医学論文で報告されたものです。左右で肌の状態に差が見られたと報告されています。

28年間トラックの運転に従事し、運転席窓側からの紫外線暴露により顔の片側に強い肌老化が見られた症例
1) Jennifer R.S. Gordon, M.D. et al. Unilateral Dermatoheliosis. N Engl J Med 2012.

肌老化の対策は「紫外線を浴びすぎない」こと

紫外線による影響をできるだけ抑えるには、紫外線を浴びすぎないことが基本です。特に紫外線量が多くなる10時〜14時ごろの外出をなるべく避け、日陰を上手に利用しましょう。日傘・帽子・衣服・サングラス・日焼け止めなどを組み合わせて使うことで、より対策がしやすくなります。

  • 紫外線の強い時間帯(10〜14時)の外出を避ける
  • 日陰を歩く
  • 日傘・帽子・衣服・サングラスを活用する
  • 日焼け止めを塗る
肌老化の対策は紫外線を浴びすぎないこと。外出は朝や夕方に、日陰を歩く、日傘や帽子を活用、日焼け止めを塗る。毎日の積み重ねが大切
紫外線環境保健マニュアル2020(環境省)

紫外線対策は、特別なことよりも毎日の積み重ねが大切です。できることから少しずつ習慣にしていきましょう。

お話を伺ったのは
村瀬 千晶 先生ナゴヤガーデンクリニック 皮膚科部長
出典・参考
*Frederic Flament, et al. Effect of the sun on visible clinical signs of aging in Caucasian skin. Clinical, Cosmetic and Investigational Dermatology 2013:6 221–232
1) Jennifer R.S. Gordon, M.D. et al. Unilateral Dermatoheliosis. N Engl J Med 2012.
日本化粧品工業会 https://www.jcia.org/user/public/uv/affect
紫外線環境保健マニュアル2020(環境省)

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